ドッグフードのふやかし方のコツとは?メリット・デメリットも解説!

ドッグフードのふやかし方のコツとは?メリット・デメリットも解説!

ドライフードは基本そのまま与えるだけで良い仕様になっていますが、子犬や老犬、愛犬がドライフードを食べてくれないときは、ふやかして与えると食欲UPにつながります。

しかし、実は間違った方法でふやかしている場合も。今回は知っているようで知らないドッグフードの上手なふやかし方についてご紹介します。

 

ドッグフードをふやかすメリットとは?

①やわらかくなるため噛みやすくなる

老犬になると噛む力が衰えるため、カリカリのままだと食べにくいことがあります。ふやかすことでやわらかくなるため、噛む力が弱くても食べやすくなります。老犬だけでなく、夏バテなどで食が細くなったときにも最適です。

②消化吸収が良くなる

ドッグフードをふやかすことでお粥のような状態になるので、胃腸にやさしく、消化がよくなります。消化器官が未発達の子犬や、胃腸が弱っている老犬も食べやすくなります。

③水分も同時に補給できる

ドッグフードをふやかすことで水分が沢山含まれるため、食べるだけで同時に水分補給ができます。普段水を飲まないワンちゃんにも有効的です。

④香りが立ち、食いつき改善につながる

ドッグフードをふやかすと風味が強くなるため、食欲UPに繋がります。最近ドッグフードの食いつきが悪いなどでお困りの飼い主さんにおすすめです。

 

ドッグフードをふやかすデメリットとは?

①手間と時間がかかる

そのままあげるより、手間と時間がかかります。ご飯を待ちきれないワンちゃんにとっては辛いかもしれないですね。

②歯周病の原因になる

ドライフードはウェットフードに比べて歯石が付きにくいと言われていますが、ふやかすとウェットフードと同じように、歯にこびりつきやすくなるため歯石になり、歯周病になる可能性があります。ふやかしたドッグフードを与えるときには、歯磨きなどのオーラルケアもしっかりすることが大切です。

 

ドッグフードのふやかす際のポイント

3040℃のぬるま湯につける

30~40℃のぬるま湯に1020分ぐらいつけておくと、やわらかくなります。熱湯の使用はNGです。ドッグフードは熱に弱く、熱湯を使用すると、栄養素が破壊されてしまう恐れがあるからです。

1回に食べる量だけふやかす

一度水分を含んだドッグフードは痛みやすく、雑菌も繁殖しやすくなるため、作り置きはしないで、1回で食べれる量で都度作ることを心がけましょう。

③余った水分は捨てない

ドッグフードをふやかした水分の中には栄養が含まれているため、決して捨てないようにしましょう。

④ドッグフードを砕くと早い

ふやかすには一定の時間がかかるため、急いでいる際は砕くとふやかす時間を短縮することができます。

 

ここまでは、ふやかすメリット・デメリット、ポイントについて紹介しました。
それでは早速ドッグフードをふやかしてみましょう。

 

ドッグフードのふやかし方

①ぬるま湯につける

ドッグフード ふやかし方 メリット デメリット

まずは、いつも食べているドッグフード1回分をお皿に入れ、ひたひたになるぐらいの3040℃のぬるま湯を注ぎ、1020分程度放置します。

②ぬるま湯を注いでから5分後

ドッグフード ふやかし方 メリット デメリット 5分後

5分後、このような状態になりました。水分を含んでいますが、まだ完全にはやわらかくなっていません。

ドッグフード ふやかし方 メリット デメリット 5分後

手で潰すにはまだそこそこの力が必要で、割ってみるとまた中心に芯が残っています。外側だけふやけているような状態です。

③ぬるま湯を注いでから10分後

ドッグフード ふやかし方 メリット デメリット 10分後

10分後、このような状態になりました。先程よりしっかりと水分を含んでいます。先程より手で簡単に潰すことができました。

ドッグフード ふやかし方 メリット デメリット 10分後

割ってみると、若干中心に芯が残っています。更に5分置いてみます。

④ぬるま湯を注いでから15分後

ドッグフード ふやかし方 メリット デメリット 15分後

15分後、このような状態になりました。完全に水分を含んでいて、ペースト状のようになり、かなりやわらかくなりました。

ドッグフード ふやかし方 メリット デメリット 15分後

歯がなくて噛むことができないワンちゃんにも食べてもらえるやわらかさでオートミールのようです。また、美味しそうな香りが漂っています。

 

いかがでしたでしょうか?
ドッグフードの種類や大きさによってもふやける時間が変わってきます。決まった時間はないので、ワンちゃんの好みや食べ方にあわせてふやかし、美味しくごはんを食べてもらいましょう。

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