愛犬に洋服を着せたい!注意点からメリット・デメリットまで解説します
手術後の傷跡やケガなど患部をなめないように保護する
元々、ワンちゃんに洋服を着せる目的は、手術の傷跡を保護できることが第一に挙げられます。
犬は自分の傷跡が気になって、何度もなめる仕草をすることが多いです。それによって悪化してしまうケースもあるため、何らかの対策を講じる必要があります。
頭を体の方を向けないように、首の周りに大きなガード(エリザベスカラー)を取り付ける方法がメジャーです。しかし、見た目の違和感があったりワンちゃん自身も動きにくさがあるため、散歩に連れていきにくいと感じる人もいます。
洋服であれば違和感は少ないので、特に躊躇することなくもなく外出が可能です。
洋服を着せることのデメリットは?
1.毛の汚れを防ぐ
散歩時に体の汚れを防げることもメリットとなっています。帰宅するたびに体を洗ってあげられるなら、この利点は特に必要ないかもしれません。
しかし、毎回洗う時間がなかったり、ワンちゃん自身が嫌がるという理由から洗えないということもあるかと思います。
洋服を着せておくと、人間と同じようにそれを洗濯するだけで済むため、時間の節約という意味でもおすすめです。
2.防寒の役割
犬には毛があるので基本的に寒さ対策は不要ですが、老犬や寒さに弱い犬種もいますので、その場合は防寒という役割でも使えます。
さらに、毛並みが少々乱れていても気にならない点もメリットといえます。
ブラッシングやトリミングで解消できる悩みですが、忙しい場合はそのような時間もうまく確保できません。洋服で覆っていれば、自分の好きなタイミングで毛並みを整えてあげられます。
3.ワンちゃんがいっそう可愛くなる
洋服を着せる事で愛犬がさらに可愛く見え、より愛着が湧くのではないでしょうか。ワンちゃんは愛情を注げば注ぐほど、それに応えてくれ癒しや安らぎを与えてくれる存在です。
子どもに可愛い洋服を着せたくなる親心同様、ワンちゃんにも可愛い洋服を着せたくなる飼い主さんの気持ちも理解できるでしょう。
洋服を着せることのデメリットは?
一方、デメリットに関しても覚えておくことが大事です。
大型犬・小型犬にかかわらず、異物が体に密着する状態になるため、ストレスを感じるリスクがあります。何度も自分で引きはがそうとする可能性もあるでしょう。
また、体と布が擦れることで毛玉が発生しやすいこともデメリットです。
洋服を脱いだときに多数の毛玉があって驚くケースもあります。犬の体質に合わない素材が使われていると、皮膚病などにかかることも懸念されます。
素材の相性をしっかり見極めたうえで購入する必要があるでしょう。洋服についている装飾を嚙みちぎってしまい、それを誤飲するようなトラブルも起こりえます。
ワンちゃんの洋服選びで大事なことは、大型犬・小型犬の特徴や性格を良く見極めたうえで、愛犬が活動しやすくストレスにならない洋服選びを心がけてあげる事です。
したがって、買う前に余計なものが付いていないか確認することが重要です。
ワンちゃんは体型も様々なのでサイズは重要
ワンちゃん自身のサイズをきちんと計測してあげることも大事です。
犬のヌードサイズを測る際には、着丈(背丈・胴回り・首回り)をしっかり測ることです。足の長さも考慮して計測し、歩く時に洋服や装飾が邪魔にならないかも良く見極めて服を買うことが大事です。
ヌードサイズを測り、毛並みが長くボリュームのある犬種の場合には、窮屈にならないようにワンサイズ上の洋服を購入するようにしましょう。静電気が起きにくい羊毛や綿素材のものを選ぶこともポイントです。
服を着せた後には、静電気防止スプレーを使ったり、毛玉が出来ないようにブラッシングをしてあげましょう。
愛犬に洋服を着せる際には、メリット・デメリットどちらも事前にチェックしておくことで、購入の判断や装着後の対策を行いやすくなるでしょう。
オーダーメイドのサービスも
また、市販の犬服でどうしても愛犬のサイズに合わない、他のワンちゃんと被らない洋服を着せたいという場合には、人間のオーダーメイドと同様、愛犬の洋服をオーダーメイドすることができるサービスもあります。
Foodie Dogs TOKYOでも、飼い主さんの洋服をワンちゃんの洋服にアップサイクルする「3W UPCYCLING」というサービスがあります。
しっかりワンちゃんを採寸しオーダーメイドで制作するため、愛犬のサイズにぴったりあった洋服、そして1点ものの洋服が作れます。他のワンちゃんと被るということもありません。
1つの選択肢としてご検討してみてはいかがでしょうか?