犬も花粉症になるの!? 症状や対策を解説

犬も花粉症になるの!? 症状や対策を解説

寒さも和らぎ、ここ最近は気温も上がってきて春の訪れを感じるようになってきました。人間にとっては辛い花粉症の季節が到来です。そんな花粉症は犬にもあることをご存知でしょうか?犬の花粉症の症状や対策についてご紹介します。

犬にも花粉症はあるの?

犬にも花粉症はあるの?

犬にも花粉症はありますが、いわゆる人間のようにくしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が現れることはありません。花粉症というよりも花粉によるアレルギーと考えた方が良いです。花粉は犬にとってもアレルギー症状を起こす物質のひとつです。

犬の花粉症は皮膚に出やすい?

犬の花粉症は皮膚に出やすい?

花粉によるアレルギー反応を起こす犬では、皮膚のかゆみや赤み、発疹などが一般的です。また、犬がアレルギー反応を起こす花粉には、春のスギだけでなく、ヒノキやシラカバ、夏のイネ科、秋のブタクサ、ヨモギなどがあります。

こんな症状が出たら花粉症かも?

こんな症状が出たら花粉症かも?

犬に以下のような症状が現れたら、花粉症の可能性があるので気をつけてみてください。症状がひどいようであれば、かかりつけの動物病院に行って、一度観てもらうと良いでしょう。

 

・皮膚に発疹や赤みがみられる
・目の周りの皮膚が赤く、涙や目やにがいつもより多い
・しきりに体を掻いたり、体を床や壁に押し付ける
・顔を掻きむしる
・繰り返しくしゃみをする

など

 

犬の花粉症対策5つのポイント

①花粉の多い時間帯のお散歩は避けるようにする

最高気温が高い日や、湿度が低く風が強い日、雨が降った翌日の晴天などが挙げられます。このような日は愛犬と散歩に行くのを避けたり、比較的飛散量が少ないと言われている午前10時までや夜遅目の時間帯に散歩するのが好ましいでしょう。

②お散歩コースを工夫する

お散歩コースに花粉症の原因となる植物がある場合は要注意!犬の花粉症の原因となるイネ科やキク科の植物は、公園や土手、住宅街の空き地などの草むらに生えています。散歩コースを見直してみてください。

③洋服を着せて外出する

犬の体は被毛で花粉が付きやすい状態です。皮膚を花粉から守るには、ドッグウェアが最適です。ナイロン地など、花粉を比較的通しにくい素材の洋服がおすすめです。外から戻ったら、ドッグウェアは外で脱がせ花粉を家の中に持ち込まないように注意しましょう。

④手足や体を拭いて花粉を落とす

外から戻ったら、軽く濡らしたタオルやウエットティッシュなどで手足や体を拭いて花粉を払い落としてあげましょう。ドライタイプの床拭きシートで体を撫でるのも花粉やホコリが取り除けておすすめです。また、普段よりもこまめにグルーミングするのも良いでしょう。もちろん、飼い主さんも体に付着した花粉はしっかり落としてから室内に入ってください。

⑤いつもより掃除は念入りにする

室内に完全に花粉を持ち込まないのは不可能です。花粉の季節はいつもより念入りに掃除機を掛けたり、床拭きもするように心がけると良いでしょう。

まとめ

犬も花粉症になるの!? 症状や対策を解説

犬には人間と同じような花粉症という症状はありませんが、花粉をアレルゲンとするアレルギー性の皮膚疾患はあります。暖かくなってくると、お外で思いっきり遊ばせたいと思うかもしれませんが、花粉が多い時間の外出は避けるなど、できる限りの対策を施して症状が悪化しないようにケアしてあげましょう。

商品のご購入はこちら

ブログに戻る